EX エックス
- 公開日
- 2003年6月28日(土)
- 監督
- クリスチャン・デュゲイ
- 脚本
- マイケル・ゼイダン
- 撮影
- ハネス・フーバッハ
- 音楽
- ノーマンド・コーベイル
- 出演
- デヴォン・サワ ブリジット・ウィルソン=サンプラス ルーファス・シーウェル ジャナ・パラスキー ジョー・アブソロム ハイノ・フェルヒ ルパート・グレイヴス クラウス・レーヴィッチェ ジャン=ピエール・カスタルディ リリアナ・コモロウスカ
- 製作年
- 2002
- 製作国
- 英=独=ルクセンブルク
- 原題
- EXTREME OPS
- 上映時間
- 94
- INTRODUCTION
- EXとは”全てを超越した”という意味。時速80kmの列車の上での信じられないアクション、40mの滝の激流にまっさかさまに飛び込むカヤック、地上330mの上空をヘリで宙吊りのまま雪崩のスピードを追うカメラ、全てを飲み込む時速200kmの雪崩より早く滑り降りるスノーボーダー……。まさに常識を超えるアクションの連続のためエクストリーム・スポーツのトッププレイヤー18名とアメリカ、フランス、香港など 8カ国から最高のスタントマン150人以上を集結させ、常識を超えた迫力のアクションシーンを作り上げた。超”危険な事件に挑んでいくノンストップ・リアル・アクションの決定版だ。撮影はヴァンクーバー、ベルリン、カナダのロッキー山脈、アメリカ、オーストリアとスイスのアルプス山脈で、気温マイナス30度、高度12,000フィートの中で行われた。「時には山に登るだけで2,3時間かかることもあったし、さらに天候が変化して結局撮影ができないこともあった」という。 監督はコカ・コーラなどのCMも手がけてきたクリスチャン・デュゲイ。ゴールデン・グローブ賞に4度、エミー賞に13度ノミネートを果たした。その実力を最大に発揮し、どんな危険な状況でも遊びに変えてしまう若者と、かつて観たことのない圧倒的なシーンの連続を見事に映像化した。
- STORY
- ジェフリー(ルパート・グレイヴス)とイアン(ルーファス・シーウェル)、カメラマンのウィル(デヴォン・サワ)の3人は、CMクリエーター。インパクトのあるCMを作るためにはどんなことでもやってきた制作会社のスタッフだ。CGにはない生身の肉体を使った迫力のある映像を求めて、カメラマンのウィルはカヤックで40mの滝に飛び込むことや、地上330mのヘリコプターにぶら下がるなど、危険度の高いシーンを撮影してきた。しかしまだインパクトが足りない!そこで、誰も見たことのないド迫力のラストシーン、時速200kmを超える雪崩との競争を撮影することになる。イアンは3人のスペシャリストたちを集結させた。野生児のようなキティ(ジャナ・パラスキー)と、常識とは無縁の弱冠19歳の天才、サイロ(ジョー・アブソロム)、そしてもう一人は、滑降で金メダルをとったスキー選手、クローイ(ブリジット・ウィルソン=サンプラス)。彼らはアルプス山脈のリゾート開発地へと向かった。しかし、雪山には大自然よりももっと恐ろしいものが待っていた……。そこには飛行機事故で死んだはずの戦争犯罪人パブロフ(クラウス・レーヴィッチェ)が率いるテロリスト集団が身を潜めていた。自分の存在を知られたテロリストたちの容赦ない攻撃が始まる。しかし、キティたちは、標高4,000mの極限の世界での闘いすらも、まさに命がけの”遊び”に変えてしまうのだ!突然襲いかかる巨大な雪崩の連続! 執拗に追いかけてくるテロリストの恐怖! 八方ふさがりの極限状態を最高の ”遊び”に変えてしまうキティとサイロ。彼らは生きて帰ることができるのか?
- CASTING
- ●ジャナ・パラスキー(キティ) 2001年、ドイツで大ヒットした「Engel and Joe」に出演。最近は「Liebe in Gedanken」(03)に出演。主な出演作は「The Bill』(95)「The Priory」(99)、「Casting Couch」(99)など。 ●デヴォン・サワ(ウィル) 1978年カナダ生まれ。1994年「リトル・ジャイアンツ」で映画デビュー。「アイドル・ハンズ」(99)でブレイク。主な出演作は「キャスパー」(95)、「ファイナル・デスティネーション」(00)、「Slackers」(02)がある。 ●ジョー・アブソロム(サイロ) 1991年「Antonio and Jane」で映画デビュー。主な出演作は「The Tenants of Wildefell Hall」(96)、「EastEnders」(97)、「Dream」(02)がある。 ●ブリジット・ウィルソン(クローイ) 1990年、ミス・ティーンUSAに輝く。「ラスト・アクション・ヒーロー」(93)で映画デビュー。その後、「ウェディング・プランナー」(01)で話題になる。最新作は「Buying the Cow」(02)。 ●クラウス・レーヴィッチェ(パブロフ) 70作以上の映画、TVに出演しているベテラン俳優。主な出演作は「マリア・ブラウンの結婚」(79)、「Despair」(78)、「ガッチャ!」(85)を始め数多くの作品がある。2002年12月3日、66歳で亡くなり本作が彼の遺作となった。
- 配給会社
- 角川ヘラルド映画